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ヒヨドリヒナちゃんたちの巣立ちのお話の続きです。
ヒヨドリは他の野鳥に比べて巣立ちが早いそうなのですが、本当にまだ十分に飛べるような状態ではないので壁にぶつかったり、危なっかしいことが多くて、見ているとハラハラの連続でした。
お昼過ぎに巣立った3号ちゃん。
とまった枝が細すぎてしなってしまい、宙ぶらりん。しばらくこんな状態が続いて大丈夫かしら?と心配しましたが、最後にはちゃんと自分で態勢を整えることが出来ました。でも、その後落ちてしまいましたが・・・。(^_^;)
その様子は動画でもどうぞ。
昼間少し留守をして2時頃に戻って巣を覗いてみると、4号ちゃんはまだ巣のそばの枝にいました。
きっと一番最後に孵化した子なのでしょうね。みんなよりも一日遅れて生まれたのでまだ巣から飛び出すのは怖いのかな?
他の3羽はもう家の周りから離れてしまったのかな?と思っていたら、親鳥がやってきてバラの咲いているルーバーのそばでけたたましく鳴き、それに答えてピヨピヨ声も聞こえてきました。親鳥はヒナちゃんを探してルーバーの表裏を飛び交っていましたが、しばらくして見つけることが出来ずにこの場を離れてゆきました。
え~~!!どこにいるのだろうと探してみると、ルーバーと、混み合ったバラの枝の間に入り込んでいて、トゲのある枝の間でバタバタしていたのです。巣立った野鳥は触ってはいけない。人のニオイが付いてしまうと親鳥が育児放棄してしまうこともあるとのことでしたが、ずっと見ていてもこのままでは自力で出られそうも無かったので、ゴム手をはいてそっと枝をよけ、助け出してあげました。
可哀想に。。。右目の後ろ側とクチバシの根元に少し傷が出来ていました。消毒してあげたい気持ちも湧きましたが、小さな傷ですし、子育てはこのまま親鳥に任せていたほうがいいと思ったので何も触らず、また中庭に連れていくことに。でも、枝の間で暴れて疲れてしまったのでしょうか?手を開いても、自分から飛び出すことはありませんでした。
なので、もう一度巣に戻してあげたところ、また親鳥がやってきて餌をあげていたのでホッとしました。(^-^)
だんだんと夕方に近づいてゆくので、このままもう一日2羽とも巣で過ごすといいなと思っていましたが、3号ちゃんは1時間後にまた巣立ってゆきました。
残った4号ちゃん。ひとりになっちゃって、寂しいね。。。。
と思っていたのですが、午後6時40分に覗くとアーチの頂上に移動していました。
もうすぐ暗くなるのに大丈夫?こんなところにいたらカラスに見つかってしまうよぉ~~。。。
でも、7時30分頃にはお隣のアロニアの木に移動。暗くて不鮮明ですが午後8時30分の4号ちゃん。アロニアの枝で眠っていましたよ。ここなら、枝に隠れて大丈夫だね。
一緒に一日巣立ちを見守って下さったお隣さんが次の朝4時にここを覗いてくれた時にはもういなかったそうで、4軒お隣のお庭にどの子かはわかりませんが1羽いたそうです。
私も午前10時頃にそのことを聞いてもう一度ヒナちゃんと再会することが出来ました。(^-^)
昨日は近所でヒヨドリの声が聞こえていましたが、今日は聞こえません。日々成長の著しいヒナちゃんたちのことですからきっとどんどん上手に飛べるようになって林の中に向かったのでしょうね。
からになった巣を眺めて、ちょっと寂しい気分です。5月22日の巣作りから始まってほぼ1ヶ月間、とても楽しい思いをさせてもらいました。抱卵中には寒さ厳しい日もありました。風の強い日もありました。でも、ヒヨドリ夫婦はとても仲睦まじく頑張っていたなと思います。雌が卵を抱いていて、雄は庭の近くでいつも見守っていました。そして、ヒナが生まれたあとには夫婦で一生懸命餌運びをしていましたよ。
ヒナちゃんたちの成長の速さには驚きましたし、つがいの仲のいい様子、子育てに一生懸命な姿は本当に微笑ましかったです。(^-^)
自然界には危険もいっぱいでしょうけれど、無事に育ってまたいつか、今度は孫ヒナちゃんを育てに戻ってきてくれると嬉しいなと思います。(^-^)
これで、ヒヨドリヒナちゃんの巣立ちのお話は終わりになります。
一緒に見守って下さった皆さま、ありがとうございました!
*ヒヨドリの巣立ちヒナに関しての注意事項が詳しく紹介されている記述がありました。お時間ありましたらこちらもご覧下さいね。
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< ”ちょっと待って、拾わないで” ヒヨドリの雛を保護する前に > 今日のルーバー前のバラたちです。
ただ今、バラのシーズン真っ盛りです。
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